元バックパッカー旅行記

海外が好きで旅行記のせてます

念願の青い街のシャウエン到着、だけど・・

2018/4/25、GWの旅7日目

ロッコの港町、タンジェからシャウエンへ

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テルチェックアウト前にまさかのトラブル

この日、朝一でシャウエンに向かうつもりで、朝一チェックアウトしようとしたが、スタッフが急にスマホが無いと騒ぎ出した。

 

チェックアウトしようとスタッフを待っていたせいで、俺がスマホを盗んだとんじゃないのかと疑いだしたのだ。

俺はバスがあるので行くと言っても腕を掴んで離さない。

1時間くらい無駄な問答をしたのちに別のスタッフが来て、そいつのスマホに電話をかけて鍵付きの棚から見つけた。

別のスタッフが盗難を心配して棚の中に入れておいたらしい。

 

結局バスを逃してしまい、チケットも払い戻しもできず、バス代も出さない。

フランス人のアルバイトの大学生で、宿のオーナーも謝罪には来たが何もしない。

最悪な気分での出発だった、後から思い出しても腹がたつ。

金額やバスなどどうでもいいのだが、この間に別のバックパッカーは疑われる事なくチェックアウトをしているという事実が何より腹立たしい。 

 

8時のバスを逃してしまったので、12時のバスで向かうことになった。

料金が40DHくらいで、昨日より高い。当日だからか時間だからなのか、、

ただ、バスの時間がずれたおかげで、同じバスでシャウエンに向かう2人の日本人と一緒になった。

星空の写真を取るのが趣味の30歳くらいの「ねもっさん」と、定年してバックパッカーしている「おやじさん」

ここ1週間まともに会話というものをしていなかったので、ちょっと嬉しい。 朝から嫌なことがあったけど、そのおかげで予期せぬ出会い。

 

憧れの青い街はそれほど青くない? 

タンジェからバスで揺られること3時間ちょい。今回の目的地シャウエンに到着。

※シャフシャウエンというのは英語表記らしい。

バスターミナルから旧市街まで、ひたすら登り坂を歩き、たどり着いてみたら、、、、

青い!

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というのは、町の一部というか、青く塗っている途中というか、、、宿を探しながら軽く歩いていたが、そんなに青くない。

しかも、そんなに綺麗じゃないところが多い。。

 

 町は丘陵地?みたいな感じで、隣の丘から一望できるスポットがある。

そこから見るとこれくらい。一面真っ青の町を想像していただけにちょっとがっかり。

インスタ映えするところを切り取って、そこ基準で人気になった感じ。 

 

 町は小さく、3、4時間くらいの滞在で抜けていくようなツアーが多いらしい。 

観光用の通りが青いのか、青いから観光客が集まるのか、

 

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そして猫が多い。

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通りから、路地を除くと真っ青みたいな感じ

青一面の場所を発見すると嬉しくなる

 

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作業中の人を取らせてもらった。

頼んだらポーズを取ってくれたが、塗っているところを取らせてくれってお願いしてこのポーズにしてもらった。

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青い理由は諸説あるらしく、虫除けだとか、単に青が好きとか神聖な色とか、観光で金儲けとか、、 、英語で地元の人に聞いて見たけど跳ねせる人がいなくていまいちわかんなかった。

 

町自体小さいので、2,3時間でグルっと一回りできると思う。

これくらいの規模のまちでのんびりするのはとても好き。日程に余裕い人はフェズから日帰りとか全然ありかなって思う。

 

この旅初めての誰かと一緒に回った。

晩餐で明日はバラバラになってしまうが、バックパッカーやっていればどっかで会うかもですねと別れを告げる。

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ちなみに、夜はこんな感じ。

ライトアップとかもないみたいだ。

 

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スペインから海を渡り、モロッコ入国!

 

2018/4/24

スペインからジブラルタル海峡を渡りモロッコ

結局アルハンブラ宮殿を断念し、ポルトガルにも寄らないでモロッコへ向かうことを決意。

風雲たけし城で初めて聞いたあの、「ジブラルタル海峡」をいよいよ渡れる。

 

スペインからはタリファとアルヘシラスという町から船が出ているらしい。

セウタというのはアフリカ大陸にあるスペインの飛び地。

アフリカに渡れればどこでもよかったので港に向かいチケットを買いにいった。

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アルヘシラスで渡るつもりだったが、何社か比べた結果、買ったチケットはタリファから乗るフェリーだった。

タリファへのバスも込みのチケットで32EUROだった。

北欧の豪華客船等比較できるはずもないが、ちゃんとしたフェリーで一安心。

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いよいよアフリカ大陸へ上陸、念願のモロッコ

船の中で入国審査済ませ無事モロッコのタンジェに上陸。

駐車場の方にあった1台のバンが銀行の出張所らしい。

レートはわからないが、そこで両替。

1EUROが10.98、きっとレート悪いんだろうな、、と思いつつ両替。

その後、宿を探しに旧市街に向かう。

地図も知識もないがタクシーは乗りたくない、貧乏バックパッカーの癖が抜けない。。

 

 

迷路みたいなメディナの中で宿探し

タンジェの宿は旧市街にあるバックパッカーに有名な宿、The melting pot hostelは一応メモっていたので、とりあえずそこを目指す。

 

ロッコの旧市街はメディナというらしい、タンジェの旧市街は港から結構近くて歩いて行ける距離だったので、歩いて宿探し。

 

ただ、メディナというのは中が迷路みたいで本当に道がわからない。

地図とかでなんどか説明聞いたのだが、狭くて迷路みたいでどこをどう通っているのか全然たどり着けない。

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写真の城壁側はわかりやすい道で、目印として写真を撮りまくっていた。

 

結局レストランの勧誘をしていた、あやしい自称ガイドさんに案内してもらい、、、宿に到着するまで何処につれていかれるだ?って迷路みたいな路地裏を通って宿にたどり着いた。

何事もなく無事に到着したが、初めてのメディナは自力じゃ宿に着くのは本当につらい。

 

 

で、その宿がこちら。目の前に来ても一見したら宿なのか全然わからない。

ドミトリー100DH、相場的に安いのかもわからないがとりあえずここに決める。

 

宿にチェックインした後、早々にシェフシャウエン行きのバスを予約。

CTM って国営のバスがバスを出していて08:00,12:00の2本ある。

 

余談だが、バスターミナルに行くと、大型のバスのエリアと、小型のバンのエリアと別れていた。

ネットで調べるとCTMのバスの事しか書いていなかったので、そんなにバスはないのかと思っていたが、小型のバンなら結構台数出てました。

夕方でもシェフシャウエン行き出していたので、CTM逃してもいけます。

 

猫の町、タンジェ

 バスのチケットを取った後はタンジェの街を散歩。

地中海沿岸は砂漠等もなく緑が多い、新市街は高層ビルが立ち並び、とても清潔で近代的だった。

新市街ではそこら中でSIMカードも購入できる。

そして、なんか猫が多い。

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アフリカのイメージを感じられるのはもうちょっと先になりそうだ。

 

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感動のメスキータと崖の下のセテニル!崖の上のロンダ!

 

2018/4/23

イスラム教とキリスト教が共存している、世にも珍しいメスキータ

旅の5日目、この日は朝からメスキータへ。

08:30から09:30は無料で入れるらしいので、朝はやくから行動開始。

結構な人数が入り口のところでうろうろしていたので、同じ様に待機。

 

 

メスキータはスペイン語でモスクと言う意味らしい。

このメスキータはスペイン唯一のモスクで、中にカテドラルがあるという、イスラム教とキリスト教混在した「共存」を象徴する建物ものらしい。

 

元々モスクだけど、キリスト教に制圧されて教会として使う。

時を経てイスラムが制圧してモスクになり、レコンキスタキリスト教がこの地を奪還してキリスト教になり、最終的に改修する時に両方の共存した建物になったと。

歴史が深い。

 

16世紀、カルロス1世の改修工事の時に現場からモスクの取り壊しの要望があったらしい。

カルロス1世は、現場の要望に応え1度は許可出したけど、現地視察にいったらその建物の素晴らしさに感動し、改修許可を出したことを後悔して工事をやめさせたとか。

 イスラム教とキリスト教が混在した建物のできた背景はカルロスさんの聡明さあってこそと感動していた。

 

ともあれ、不思議な融合遂げたこの建物、何年かぶりに心が震える程感動した。

カテドラルでもモスクでもない、なんか奇妙でいて、神聖の様で、歴史の中での人の営みの都合が垣間見える不思議な建築物だった。

 

こんな様に2つの宗教の共存を表している建物は、他には知らない。

ここは是非ともお勧めしたい。



 イスラム様式の模様のアーチ

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教会のブロックもあれば、さりげなくまじっているものも。

 

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中の広場。

 

 

 

メスキータのあとは10:39発の電車でロンダへ向かう、約2時間の旅路。

 

こじんまりした 駅。

 

前日にbooking.comでとった宿にチェックイン。

そしてすぐさま13:30のバスで崖の下の村、セテニルへ向かう。

 

崖の下の村、セテニル

 

ロンダからバスで40分程度、1.80EUROを払いセテニルへ。

 

セテニルは三千人くらいの人口で、アンダルシア地方特有の白い家が目立つ、小さくて落ち着いた村。

ここは崖をくり抜いて、その下に村を形成して行った様な感じで、洞窟の下に住居を作った様な感じで村を形成している。

長い時をかけて川の侵食が今の地形を作り出したらしい。

 

崖の下にあるっていうのがこういう感じ。

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上から同じ通りを見るとこんな感じ。

 

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小さな村だが、あの通りだけでなく、至るところで同じ様に住居を作っている。

 

にゃー

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町の入り口になるところ、この辺はまだヨーロッパは町の区切りがあって好き。

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ついでにセテニルからのバスの時刻表。

でも、時間に全然関係なくバスが来た、流石あてにならない。

時間守ってもちゃんと帰れないかもしれないので気をつけよう。

 

 

 

崖の下から崖の上!ロンダ

セテニルからロンダへ戻ったが、ヨーロッパの日は長い。

まだ時間に余裕があるので、ご飯とついでに町を散策。

 

 

ここで一番見どころ、ガイドブック見かけるのがこのヌエボ橋。旧市街と新市街を結んでいる。

 

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町自体が崖の上にあり、下からこの橋を観れる。

この角度の写真をよくガイドブックで見かける。

橋の下にも行ける

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町は崖の上にあり、遠くを見渡せる。いかにもアンダルシアな景色が広がる

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崖の下から見上げる町

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なんでヨーロッパ人はギリギリに作りたがるんだろうか、怖くないのかな。

 

夜はライトアップされる

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翌日色々観光しようかと思ったけど、この町で見たかったのはこれくらいでひと通り歩きつくしてしまった。

明日は移動かな。。。時間はあるのに結局駆け抜けている感じだ。

 

 

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