12月選挙後の香港へ
2019年12月7日
今年四度目の香港。
今回の目的は、区議会議員選挙時で活動を控えていたデモ活動が予定されているので、その状況と香港市民の反応を見るのと、香港の競馬の祭典G1が同日に四つあるのでそれを観に来た。
空港の中は10月より人が多く、以前はガラガラだったイミグレも、少し待つ様になった。
空港の出口に検問があるのは相変わらずだが、前より穏やかな雰囲気だ。
いつも通りローカルバスでHK$45くらいで中環へ。
今回の宿はビショップレイインターナショナル
https://www.bishopleihtl.com.hk/en/
中環から延々と坂を登って行く。ヒルサイドエスカレーター使えば散歩にはいいかもしれないが、シャトルバスとか出ているとはいえ、立地的に今ひとつ遠くい。
宿に荷物を置き、香港理工大の様子を見に行った。
行く途中、以前に破壊された地下鉄Ⓜ️金鐘を使ったが、駅はきれいに復活を遂げていた。
再びのデモを気にしてなのか、ガラスはやめたらしい。
一時期使えない、電車が止まらない駅が多かったが、今は問題ないみたい。
ただ、駅の改札や券売機は一部しかあいていない。
流れを制御しやすくするためか、観光客の減った状態で必要ないのか、両方の理由がある様に思えた。
問題なく地下鉄つかえたので、香港理工大まで。夕暮れで寂しさを覚える。
香港の大学は一部のデモ組織の拠点になっており、先日警察が武力鎮圧した後だった。
駅から大学まで、大学側は見えない様にされていた。
連絡歩道もあったが封鎖され、警官?が前に座ってた。通路はデモ隊が塞いだままなのだろうか、色々なもので埋め尽くされている。
軽く大学を一周してみる。
やはり、入り口には警官?がいて見張っている様だった。
警官隊とデモ隊の攻防の跡がみてとれる。
デモ隊がやったのか、外壁のレンガが崩されてスプレーで落書き。
レンガはバリケードに使ったのだろう。
周りは全て覗けない様にちゃんとしたバリケードで覆われていた。
上から撮ってみた。
デモ隊の跡が見れる。
こちらも。
本来は大学に入る地下通路が続いているのだが、突き当たり封鎖されている
周囲の柵も取られてる
ただ、壊された柵は修理してないが簡易チェーンやテープで応急処置している。
選挙後、街が落ち着いていた証な気がする。
旺角あたりも9月10月より賑わっていた。
一部はクリスマスの雰囲気になっていて、荒んだ感じがない。
翌9日にはデモの予定があるが、今の雰囲気だと人数が集まるのかすら疑問に思える程平和な空気になっていた。
それにしても宿が遠くて面倒い。。。